2018年グラミー授賞式の衣装をお届け!ジャズピアニスト・ロバートグラスパー様に!

Ciao Bello! チャオベッロ!
【スーツは建築】、【シャツは恋人】、人生も仕事もラテン精神で!
幸運のビスポークAVANCLASSICOアヴァンクラシコ、松川です!
皆様には、ご自身の思い出と深く紐づいている音楽はありますか?ミュージシャンは誰でしょう?
日本に帰国した2006年の私の癒し音楽のNO.1がデビュー間もなかったジャズピアニストのROBERT GLASPERロバートグラスパーでした。
シティ、洗練、ロマンチック、優しく、、どの時間帯に聴いても気分が良くなりました。
グラミー賞授賞式用の衣装として着物生地でフォーマル仕様のジレ(ベスト)を製作
ひょんなことから2017年6月に2018年1月にNYで開催される第60回グラミー賞式典にグラスパーが着る衣装を友人たちと3人で共同製作することになりました!
以前から興味のあった”日本の伝統生地を用いてジレ(ベスト)”をオートクチュールでの製作でした。6月の来日の時に採寸、生地探し、イタリアモデルでパターン製作、仮縫い、オートクチュール専門のクチュリエさんに仕立てて頂きました。
友人達それぞれ本業があるなかで、少しずつプロジェクトを進めて12月を迎えました。
着物ジレはフォーマル&Tシャツとコーディネイトしてもお洒落
BLUE NOTE東京公演で来日中のROBERT GLASPERロバートグラスパーに無事お納めできました。
お渡ししたお店の照明だと色と光沢がいまいちですが、、太陽光や照明が当たれば美しく輝きます。
”PURE SILKの特別でデリケートな素材です”と説明したらとても喜んでテンションが上がっていらっしゃいました。
ロバートグラスパーは表情がとても豊でチャーミング。
彼のたたずまいに人柄の良さ、内向的で知的で育ちの良さを感じました。
ジレのオーダーメイドは意外と難しい、胸元のフィットが肝
ジレの胆は”胸元”です、胸がぷかぷか生地が余っていると”貧相”に見えてしまいます。
まず、モデル選定では、彼のぽっちゃり体型に合わせてスタンダードな5,6ボタンモデルではなく、ダブル2つボタンにしました。
ともかく、、体重増減が多いと伺っていましたが、お腹のボタンが留まってホットしました。
2018年ブルーノート東京のロバートグラスパー・トリオのライブは宇宙的
1月3日BLUE NOTE東京の最終ライブにも行きました。
昨年6月はRGX Robert Glasper Experimentでしたが今回はトリオ。
RGXでも参加しているDJも加わり、洗練されニュートラルで宇宙的な音の印象を受けました。
時代も音も進化し続けます、
ビスポークスーツやシャツの世界も”伝統に忠実”だけではつまらない。
東京で最先端を生きる人々に相応しいスタイルとは?
常に提供していきたいと考えました。
CIAO CIAO!