ARTISAN

伝統の職人技・マシンメイド最高峰お仕立て

まず、大人の男性が本物の上質シャツを着るべき理由VALUE for QUALITY コストよりクオリティー追求優先させる価値観で行動することは他でもない世界でたった一人のご自身への敬意を表すことです。ご自分を大切にする生き方をされる人は他者へも愛情をもって接します。そして、世界のどこでも大切に扱われ上質なサービスをうけ心地よい人間関係を樹立することができます。

 

AVANCLASSICOのオーダーシャツでは2つ高品質な縫製コース「アルチザン」と「クラシコ」をご用意しています。これからシグニチャーである「アルチザン」コースがAVANCLASSICOのお客様に選ばれつづけている理由、マシンメイド最高峰・レジェンドなシャツ職人技を3つのテーマ「見た目の美しさ」「機能と着心地」「補強」に沿って「14ポイント」ご紹介します。

今後のお買い物に「高品質なシャツの見分け方」としてもお役立てください。

1.本物のオーダーシャツに宿る美しい細部とは

天然の貝ボタン

厚さ3.5mm以上ともなると貝の中央のもっとも厚みのある階部分からのみ採取できる貴重な最高級貝ボタン。
最高級貝ボタンは高瀬貝が知られているが、その上をいくのが【白蝶貝】純白に輝き別格オーラを放つ。
カミーチャスミズーラ(オーダーシャツ)の名脇役。

1㎝に8ステッチの運針

1㎝あたり8縫いストロークス。
1㎝にたいするステッチ数が高ければ高いほどクオリティと耐久性は強固になる。
お気に入りのシャツの縫い糸がほつれる心配はご無用の次元。

総柄合わせ

実はストライプシャツの裏にこそテーラーの真価「高級シャツと言えるお仕立か?」を確認できます。
袖の剣ボロ、カフスの表裏、衿羽根と衿台の表裏、ヨークと袖山、ヨークの表裏のポイントでストライプ柄を合わせているかが肝。

スプリットヨーク

最もストレッチ機能が必要な背面のショルダーラインのヨーク部分を左と右に分けたバイアス仕立てで肩の動きにフィットさせる構造。

端を丸くかがるボタンホール

ハンドならではの微細なステッチでボタンホールの端を丸くかがる技。味わいのある仕上がり、且つ強度も高い。小さなディテールだが本物には必須。

イニシャル刺繍

オーダーシャツが特別であるには刺繍のイニシャル。
場所はポケットのやや下、左の脇腹の衿が控えめな紳士シニョールのお約束。

2.快適な着心地と機能性を実現するオーダーシャツのアルチザン技とは

オフセットスリーブ

イタリア製ナポリ仕立てのテイラードジャケットのように小さなアームホールを実現し機能性を高め、立体的で着心地の良さ、脇の下がほつれづらい強度丈夫さを実現するとても贅沢なテクニック。テイラードジャケットの袖付けと同じ工程で、アームホールへ袖を挿入する。アームホールの脇の位置を高く、袖周りを小さくデザインできるため腕を前や上に動かした時、シャツ全体が上にあがらず「スムース」。

大量生産、現在の標準のシャツでは本体の脇からカフスまでを一連の工程で縫う。さらにコスト削減ではアームホールの位置が深く(下)にする。結果アームホールは大きく、腕を上げた時に袖とシャツ全体が上にガサッと上がってしまう。
高価なブランドのシャツの脇の下を確認してみてください、この価格でも一直線縫いか!!に驚きます。

カーブカフス

人体のなかで首、手首、足首と”首”とつくパーツは細い円筒のカタチをしています。襟は首を丸く包み、カフスは手首を丸く包むシャツのパーツです。
人体を丸く包む、シャツ縫製の中でも一番高度な技術が要求されるのが襟とカフスです。
カーブカフスはビッグフェイスの時計愛好家の方には必須です、時計とカフスとの摩擦を防ぎシャツが長持ちするからです。
高度の縫製技術が要求されるテクニック
・カフスの端をカーブにカット
・控え(裏地)を表地より小さく設計)
・裏の布を少しずつ引っ張りながら表布と縫い合わせると”張力で自然に丸くなる”仕掛けが施されます。
・自然なカーブが手首にしっかりと立体フィットなじみます

3㎜巻縫い・本縫い(折り伏せ縫い)

エレガンテ王国イタリアで開発された、肌にソフトな感触を与えるエレガントな工程。
裏を返しても見た目に美しく、触れても良し、まさにイタリアの美意識。

愚弟的な技術は、その名前が示すように、袖と脇サイドの縫いしろを折って端が出ないように巻き込み伏せて「3㎜の間隔で」「2つの異なるシングルステッチ」で縫います。2本の針で一度にマシンで縫うのではないため、「強度」も増す。

低価格大量生産の場合はかなり労働時間が増えること、技術者を雇わないと実現しないためそれゆえにコストを下げるために犠牲になる技術。

根巻きボタンつけ

ハンド技でボタンがしっかりと根本から立っています。
ボタンが留めやすく外しやすく機能性も抜群。
ボタン糸のほつれもなく強度もあり!

生地の洗い

本来、パーソナルな体型にフィットさせるビスポークシャツなら必須で最も重要な工程。
先ず、シャツ生地を1回洗い「予め縮ませた状態」で裁断するため、繰り返しのお洗濯での縮み率を軽減させます。また、仕上がりがソフトで風合いがあります。

3.美しさが長持ちするオーダーシャツの補強テクとは

取り外し可能なキーパー

シャツの顔である衿の形を保持するキーパー(ステイ)は洗濯やクリーニングでのダメージを防ぐために取り外せる必要があります!

ガゼット

小さな力布。伝統的な職人技の「3mm巻き縫い」の工程と関係。オーダーシャツの前身ごろと後身ごろのつなぎ目を強化する。

剣ボロにはカンヌキ(カン止め)

補強です!
袖をまくり、思いっきり着倒してください!

人が主役のオーダーメイドとモノづくり

手間暇のかかる縫製14ポイントをご紹介しました。伝統を継承するアルチザンが手がけるシャツ1枚の誕生のドラマ、どうお感じになりましたか?
大量生産大量消費やファストファッション到来の時代以前には、人々の価値観は「お気に入りと長く付き合うこと」が当然でした。
職人はコストや人件費よりもお客様の満足と幸福感のために知恵と技を磨いていたのでしょう。
現代でもまだまだ人が主役のモノづくりはまだ生きています。

現代のノブレスオブリージュ

最後に、このアルチザン縫製のオーダーシャツを日々お客様にごお届けするなかで、私の心に浮かぶ一言があります。
NOBLESSE OBLIGE
ノブレスオブリージュとは「貴きものの義務」、つまり貴族や上流階級に生まれたものには(社会や恵まれない人々に対しての)責任や義務があるという意味で使われてきました。
現代の日本では社会で活躍できる幸運に恵まれた人は自然と、モノの価格やスペックよりも「クオリティー」「人」「誕生の背景や歴史」への知的な好奇心から吟味してお買い物をされています。
結果的にモノづくり文化、伝統産業を支える新時代のパトロン、ノブレスだと私は考えています。
AVANCLASSICO 代表 松川桂子