Ciao from Your STYLIST

代表よりご挨拶と自己紹介

モットーは本音で付き合える親友のように、松川桂子です。

洒落っ気は色気、ラテン精神のオーダーメイド専門店AVANCLASSICO代表でドルチェヴィータの達人松川桂子です。

オーダーメイドのジャーニーでは採寸、スタイリングとイタリアからの輸入などを担当しています。

お客様は神様ではなく、大切な親友。

私も信頼され本音で細く長く付き合える親友のようでありたいと思っています。

 

AVANCLASSICOのオーナースタイリスト紹介写真、スーツやシャツの採寸フィッティング、スタイルご提案、ナポリから貨物の輸入など担当。

さて、イタリア・フランス・イギリス・アメリカ、、世界ブランド品とファッションも一通り経験してきた、ホンモノを見極める審美眼が成熟しきった東京の大人たちに本当に必要な新しい体験とは?

 

絢爛豪華なキモノ服飾文化、公家の雅・江戸町人の粋の文化を背景にもつ私たち、文化レベルを考えれば日本人のスーツ着こなしはこんなものではありません

全てが可能なビスポークの可能性を最大限に活かせば、

私たち日本人にしか出来ない現代の紳士ファッションの二大聖地、貴族文化・イタリア流と英国紳士のエレガンスのコンテクストを解釈して

今の時代に相応しくカッコよくイノベイティブな、自己表現ができるはず。」

と信じて働いています。

精神はイタリアとイギリスのハーフです!

  • 幼少期からハーフや外国人に間違えられてきました、が横浜生まれ育ちフィジカルは日本人です。しかし、精神はイタリアとイギリスのハーフです(笑)。
  • これまでじっくり住んだ土地は、横浜、逗子(披露山)、イギリス(ブライトンとロンドン)、イタリア(フィレンツエ)、オーストラリア(シドニー)。
  • 人生最高のバカンスはシチリア沖の地図には載っていない素朴ですがスノビッシュな「パナレア島」での日々。
  • 趣味は 旅、グルメと赤ワイン(勿論イタリア産、特にピエモンテとトスカーナ)、また新たにスコッチウイスキー(特にアイラ島)にハマりました
  • 2017年より宝塚を観劇するようになりました。日本人の独特の美意識と時代考証された絢爛豪華な衣装が勉強になっています。

MY NAPOLI 女性だからこそ実感するメンズクラシコ仕立ての品格

 

私は女性ですがジャケットとシャツは共にメンズのクラシコ型とメンズ縫製で仕立てています

ジャケットとシャツに関してはレディースに比べて紳士縫製のテクニックはクラシコの伝統の恩恵で仕立てレベルが非常に高いと実感しています。

メンズとレディースでは型だけでなく、ミシンも専門の職人も違います。

自分用のナポリ製スミズーラジャケットが届いて、あまりに好きすぎて「眺めて幸せ」でなかなか着られず、1年後に袖を通していたりします。

ここから、私と大好きなスーツと魂の故郷・イタリアのお話をいたします。

私とスーツとイタリアのお話

原体験はドイツ・ハンブルグ駐在時代の祖父と父

原体験はドイツ・ハンブルグ駐在時代の祖父と父

長身で腕と脚が長かった父は背広(スーツ)を“あつらえて”いた環境で私は育ちました。まだ、既製品を“つるし”と言われていました。

また、祖父がドイツのハンブルグに駐在していた影響でアメリカよりヨーロッパの歴史や美術に親しみを感じていました。祖父がドイツ時代に撮影した白黒の写真には衿が高くフォーマルスーツを着こなす祖父の姿が「スーツとはこう着るべし」「エレガンス」原体験としてインプットされました。

1980年代にマニッシュなファッションが流行った時には父のジャケットを拝借してオーバーサイズで袖をまくり着て遊びに出かけたこともありました。

19歳イギリスでイタリア人の着こなしにノックアウト

イギリスの海辺の風光明媚なブライトンに留学した時にグルメでお洒落なイタリア人学生とはすぐに仲良くなりました。私と共通する価値観、ビーチと太陽、美味しいモノ、お洒落とおしゃべりが大好きな共通点がありとても居心地が良かったです。

そして、イタリア語の美しい響き、イタリア人男性も女性もとにかく自分流のスタイル(髪型、服の着こなし、身のこなし)がカッコ良く新しい服の着方を体感で覚えました。

初めてのイタリア製スーツの立体と風合いに一目惚れ

20代初めエンポリオアルマーニが最初のイタリアスーツ(ジャケットとスカート)でした。(当時のエンポリオアルマーニは現在より格段に縫製がよく価値があったと記憶しています。)

悲しいことに手持ちの日本のDCブランドのジャケットはラインが固くカラダがぺたんこに見えることに気づいてしまいました、以来日本製ジャケットはお蔵入りになりました。

Made in Italyのふわっとカラダにフィットする柔らかいラインとカラダが立体的でスタイル良く見えるスーツ(ジャケットとスカート)、そしてイタリア製生地独特の柔らかい風合いと色の美しさは手放せなくなりました。

目指すは紺ジャケットを着こなすミラノマダム

今では笑い話ですが、20代の私の目標は真剣にカミーチャ(シャツ)とジャケットを着こなすブロンズ肌の「ミラノマダム」を目指していました。イタリアに通い全身イタリア製ブランドで身を包み、日焼けをしてストッキングは履かずにパンプスで頑張っていました。

イタリアミラノのシックでエレガントなブランドが並ぶミラノマダム御用達SPIGA通りをMANZONI通りより入ったところ

ナポリクラシコとの出会い

雑誌BRUTUSナポリクラシコ特集のカッコよすぎる衝撃

現在関わっているNAPOLI UOMO CLASSICOナポリウオーモクラシコ、ナポリ男の伝統オーダースーツの世界を初めて知ったのは1990年代後半BRUTUSのナポリ特集でした。

ブルータスのエディターがナポリで全て取材をしていて、彼が訪れたサルトでの店主との会話記事が「お前は暴飲暴食しているな、背中に脂肪がかなりついている」「お前に似合うのはこの色だ」と日本式お客様のお好みでとは真逆のプロの自信溢れるアドバイスに痺れました。

女性の私もいつかナポリのプロのアドバイスで仕立てたい!と密かな目標を持ちました。

花の都フィレンツエでNAPOLIスタイルに出会う

実際のNAPOLIスタイルとの出会いはフィレンツエのアッパー層向けセレクトショップ「MICHELE NEGLI」で。

当時は誰もが知っているポンテヴェキオ橋のとなり、グラッツィエ橋から続くVia dei Benciに住んでいました。フィレンツエで最古のエリアでチェントロ・ストリコ歴史的地区の中心でMICHELE NEGLIのショップに徒歩10分ほどでした。

オーナーのミケーレさんは元モデルで南イタリア出身、メンズコーナーには衿が水平に開いたWIDE SPREADシャツがずらりとディスプレイにラテンの色気を感じて眺めていました。当時まだ東京では、メンズシャツでホリゾンタル・スプレッドは一般のビジネスパーソンが仕事で着用するには攻めのエレガンスの領域でした。

イタリア・フィレンツエから繋がるナポリテーラーのご縁

ナポリのテーラーとのご縁がつながったのもフィレンツエ在住時代でした。日本人で一番仲良くしていたKちゃんがナポリのテーラー2代目に一目惚れをされて、猛烈アタックの末に6歳年下のサルヴァトーレと結婚しました。

Kちゃんを通じて職人気質のファミリーで人柄と彼らのモノづくりにも自然と親しみと信頼を高めていきました。

お洒落と平和

いつの世も、王侯貴族だけでなく、人々が外見や服装に自分のこだわりを追求してお洒落を謳歌できる時代は、安定と平和が続き独自の文化も成熟した豊かな社会です。

ルネサンス時代のイタリア半島では最先端&花の都フィレンツエは貴族、商人、職人、町人が身分を越えて自由闊達に自己表現を謳歌した時代ではないでしょうか。

女性はもちろん、男性が自分らしいお洒落と“ロマン”をビスポークで探求できる豊かで平和な日本が末永く続くようにと願っています。

カッコイイあなたのスーツを仕立てるナポリ職人チーム