白く柔らかく優しい肌心地への渇望は、DNAに刻まれている タダ者でない男は理性と本能で白シャツを極める

白いシャツはビジネスシャツの定番で、無難な選択だと思いますか?
いえいえ、白いシャツほど「残酷なシャツ」はありません。
タダ者でない男とタダの男の差が、「見た目」で歴然と区別されるのが、白いシャツの怖さです。
白いシャツは素材だけで勝負するしかありません。色や柄などの誤魔化しも全く効かない「スッピン勝負」がその舞台。
今回は、タダ者でない男の作り方を、代表の松川桂子が、語ります。

松川 桂子
AVANCLASSICO代表

南青山でナポリ流スミズーラ(オーダー)文化を伝えるAVANCLASSICOはナポリの職人が仕立てるスーツ・ジャケットと日本製ドレスシャツを扱うオーダーメイド専門店。海外生活を通じて精神的にラテンとイギリスのハーフになったと自己分析。日本人のスーツ着こなしは、DNAに眠っている絢爛豪華な服飾史と武士道の美意識が活性すれば凄まじくカッコよく進化すると信じている。

AVANCLASSICO代表 松川桂子の写真

白シャツを纏う、その意味は?
古代ローマでは元老院の正装。
現代イタリアではドットーレの証。

古代ローマの元老院の正装は「トーガ」と呼ばれる白いチュニックの上に白に赤い縁取りのある4mの生地をカラダに巻き付ける壮麗な衣装でした。ドレープの演出がセンスの見せ所だったとか。古代ローマで権力の中枢にいた男たちは全身、白の装いでした。

現代のイタリアで「制服として白シャツを纏う」人々は、医師・弁護士・税理士と士業の「ドットーレ」と呼ばれる男性たちです。
*DOTTOREドットーレは、医者の意味の他に大学(学部)卒業者、知識人への称号として使われます。イタリアの大学は卒業するのが難しく、ドットーレを名乗れるのは誇りです。家の表札や名刺の名前表記にDOTT.を付けて(例えば、DOTT. MATSUKAWA)日常に使います。女性の称号はDOTTORESSAドットレッサです。

イタリアのドットーレ達は「最もフォーマル度が高く」パリっとハリのある手触りのブロード織の白シャツ生地が最もポピュラーです。お気に入りの白シャツ生地で同じデザインで10枚まとめてス・ミズーラ(オーダーメイド)は普通です。

スポーティーとエレガンスが融合していく今の時代に、依然として「仕事で白いドレスシャツ」を着る「必要がある」あなたには「責任」があると考えてみてはどうでしょう?
また、白シャツ愛好家にとっては、上質とラグジュアリーを探求できる現代の豊かな日本に生きることはとても幸運でしょう。

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フレッシュで爽やかに輝かせるのが白。
天然素材で高級感を

ところで、白を纏うとどんな印象を与えるのでしょう?
白は、純粋、無邪気、純真と「永遠の青春」、つまり「フレッシュ」な印象を与えます。心理的には白は「軽やか」、黒は「重厚」な感覚を与えます。
「邪気を払う」と言われる白装束や神官の衣装に象徴されるように、伝統的に、「浄化」そして、「神聖」な意味もあります。

白は光を「反射」して、黒は「吸収」する色の性質があります。上半身が上質な白い布で包まれると、「レフ板効果」で顔に光を反射し、明るく見せます。ですから、白く上質なコットンシャツは、どんな色と組み合わせても調和し、明るく若々しく活気に満ちた健康的で輝くあなたを演出してくれます。

もう少し、「白い色」について掘り下げましょう。
一口に白といっても様々なトーンがあります。
白い衣装のオーソリティーといえば「花嫁衣装」、女性がお姫様になりきれる「ウエディングドレス」、そして伝統の「白無垢」です。
イタリア製最高峰のウエディングドレスのお話から、高級感のある白とは?本能である美意識は?について、少し余談を。
イタリア製中心に高級ウエディングドレス業をしている友人が、イタリア・ミラノで買い付けをするというので、その現場に同行しました。イタリア最高峰のデザイナーのドレスは、柔らかで温かみのある白、そして素材はもちろんピュアシルクでした。
日本の独特なレンタルドレス文化で(イタリアでは結婚の衣装のレンタル文化がない)一般のお手頃なレンタルドレスは何十回と使い回す必要があるため、素材は強度の高い化学繊維が主流です。
青山一丁目にウォーキングで向かう私の通勤路には、ウエディングドレスショップが並びます。ウインドーに飾られている化学繊維のドレスは、私がミラノで見たアントニオ・リーヴァやピーター・ラングナーの芸術的なドレスとは別世界です。
人は本能的に、天然素材から醸し出される自然で温かみのある優しい白を「本物、エレガント、高品質」と認識するのだと実感する瞬間です。
アメリカ人の好きな真っ白い歯は人工的であろうが「手をかけている」「濁りのないピュア」若々しさとステイタスですが、高級感とは少し違うように思います。
空間でも漆喰の壁など温かい白は、私達を心地良くさせます。しかし、病院・公共施設などの冷たい人工的な真っ白い壁は無味乾燥で気分が良くなる空間ではないように思います。

あなたを主役にする最適な白に
出会うために知ってほしいこと

日本の花嫁衣装「白無垢」、ある東京の神社で結婚式をあげる友人が、エステ通いに張り切っていました。というのも、「婚礼衣装室には白無垢にも6段階の白があるってビックリ!限りなく美白をしてから衣装合わせで白無垢を選ぶ!」と。白無垢の「白」に段階があるとは、私もビックリ感動でした。
花嫁が人生で最高に美しく映える白を選ぶように、毎日が勝負のあなたも、自分の肌色に最適な白を選ぶことが大切です。その際は、「天然繊維の「温かい白”を選ぶ」がポイントです。

ビスポークシャツでは、生地バンチ(見本帖)のなかから様々なタイプの白いシャツ生地をずらりと並べて比較できます。白さのトーン、輝き、光の反射具合、滑らかさや手触りを実際にチェックできます。

マジョリティの日本人の肌に合うのは、温かみの強い白です。色素が薄い白人に似合うクールな白を日本人が着ると「寂しい”イメージになってしまいます。ただ、年間を通じてスポーツなどで日焼けしている方には、クールな白もお似合いです。

下着文化から生まれた白シャツは、
あなたをリラックスさせてくれる恋人のような存在

私たちがビジネスの場面でスーツとコーディネイトしている白いシャツの起源は、欧州では「下着」でした。日本のキモノ文化でも下着に相当する肌襦袢は、白く柔らかい綿が素材です。
イタリア製シャツ生地の真骨頂、「空気のように薄く軽い着心地」「快楽的な滑らかな手触り」は、肌に直接触れる下着文化と彼らの美意識が融合して生まれた「文化」です。

古今東西、白いシャツ・白い肌襦袢が、下着の機能を果たす最高の選択であったというのは、偶然なのでしょうか?

私達は、色を眼で見ているだけではなく、皮膚を通じて色の波動を感じていているそうです。信じられますか? 例えば、目隠しをして真っ赤な部屋と、真っ青の部屋に入った時の「体感」は同じだと思いますか?

トップクオリティの生地ポイント

トップクオリティの生地ポイント1

糸の細さと密度がピチピチお肌の肝

糸の細さ太さを「番手」と呼ばれる数字で表現します。
糸番手の数値が大きければ大きいほど糸は細く、高級糸になります。そして細い糸で高密度に織られた生地ほど高級な生地です。どうしてか?
例えば、同じ10cm x 10cmの布地を創るとして、細い糸で高密度に織るには、糸の量と織る工程が太い糸でざっくり粗く織るよりも遥かに多く必要です。

しかし、極細糸で高密度に織られた生地は、あらゆる動きにしなやかに対応して、動きやすくシワになりづらく、深い折シワになることもなく「柔らかいウネ」のようで目立ちません。
スーツ生地でも、細い糸で高密度に織られた英国スコットランド地方産の生地は私のお気に入りです。お手入れがとても楽だからです。一晩ハンガーに吊るしておくだけです!自然に回復してくれます!

その姿をみて、自分の肌と赤ちゃんピチピチお肌の如くの違いだなあと実感したのです。皮膚の弾力・ピチピチの元であるコラーゲン繊維がギッチリ高密度に整った赤ちゃんのピチピチのお肌の如く!と実感しました。赤ちゃんのお肌に枕の痕がついても、強い弾力で跳ね返します!
しかも、お手入れしやすいのもポイントです。自宅の洗濯機でガラガラ洗っても高密度で織られた生地に「ヨレる隙」などありません。
実際に私はシャツのお手入れは部分洗いをしてから、ネットに入れて自宅でドラム式洗濯機にかけています。老舗シャツ生地ブランドのTHOMAS MASON社のブロード生地は縮みもヨレもありません。

トップクオリティの生地ポイント2

理系脳にはたまらない!
糸の宇宙・織り方

AVANCLASSICO で推奨している100番手以上の極細のコットン糸を高密度に縦と横で紡ぐ「様式」。同じ糸でも「織り方」生地タイプによって、手触り・ハリ感・光沢など表情が全く違うのです。そして、着る場面もそれぞれに「守備範囲」があります。
AVANCLASSICOで選ばれている代表的な「織り方の生地タイプ」をフォーマル順位でご紹介します。

ブロード・ポプリン
ピケ
ロイヤルオックスフォード
ツイル
ピンポイントオックスフォード
ヘリンボーン

先ずはチャートで大枠でご理解ください。
縦軸→着る場面(フォーマル〜オフィシャル〜ビジネス)
横軸→生地の質感と手触り(パリっとハリのある〜ソフトで滑らかドレープがある)
ファブリックのミクロ宇宙にズーム
●爽やかグループ

ブロード・ポプリン
さらっとした肌心地、シャツ生地の王道。
つるっとした表面はすべての光を反射します。

ピンポイントオックスフォード
パリッとハリのある真っ白な生地は清潔感が溢れている。

●雰囲気のあるグループ

ピケ
細かな凹凸の深みが上品でゴージャスな雰囲気を醸し出します。

ロイヤルオックスフォード
優しい陰影とさりげない光沢が着る人物に深みをもたらします。

●華やかグループ

ツイル
エレガントな斜め模様は優しく華やかな印象。
イタリアワインに例えるとピエモンテ州のバルバレスコ!

ヘリンボーン
V字が連なる矢のような模様が非常に男性的。
イタリアワインに例えるとピエモンテ州のバローロ!

シャドウストライプ
光沢とマットが織りなすストライプ模様。
さりげないお洒落に最適。

トップクオリティの生地ポイント3

最後の仕上げ・高級生地は天然テカリのひと手間がある!

お気に入りの服のダメージで一番悲しいのは「毛羽立ち、毛玉」ではないでしょうか? AVANCLASSICOの信頼&人気NO.1「カリビアンコットン」がリピーターを魅了する理由の一つは色褪せない「輝き・光沢」です。勿論毛羽立ちもしません。
カリビアンコットン生地の製造過程の最終仕上げに「生地の表面をガス焼き」します。そうすると綿花に含まれる天然オイル成分が溶けて生地表面をオイルコーティングしてくれるのです。
シルクのような輝き、摩擦に強い(毛羽立ち防止効果)美しい姿が長持ちする白シャツ生地の誕生です。まるで、「トロサーモンの炙り焼き!」です。

白シャツ生地はこうして愛でてみてほしい

ワインやウイスキーと同じです、実際に飲む前に「出自」を確かめ「色と香り」を愛で想像を掻き立て、最終的に五感をフルに稼働して「味わい」体験します。

  • 生地のブランド・その背景にある世界観
  • 糸の番手、織り方など「育ち」
  • 色(直射日光・自然光と室内で見え方が違います)
  • 光沢(直射日光の反射ではより華やかに明るく、室内では落ち着きます)
  • 手に触れて(柔らかさ、ハリ、薄さ、厚さ)

恋人シャツの生地選びは“”一目惚れ”が基本、ビビっと来たら決断を。そしてあなたの“白い恋人シャツ”と仲良くお付き合いしましょう。

白シャツの特権!
ビスポークだからこそ楽しめる上級技

通常のクレリックシャツは、シャツ本体はストライプやサックスブルー生地、そして襟とカフスを白い生地のコントラストを楽しみます。しかし、白シャツを極めるあなたには、生地タイプの異なる白いシャツ生地を組み合わせる応用編はいかがでしょうか。

こちらは、本体に1cm幅のシャドウストライプ、襟とカフスはブロード、ボタンは黒蝶貝です。

スッピンで勝負できる育ちの良い「上質な」白い恋人シャツとの出会い、どのドットーレホワイトにビビッと来ますか?

CASINO ROYALE
カジノロワイヤル型白シャツ

こんな方にお勧め
  • 20〜40代前半の若い世代の場合、「男性らしい存在感」を表現したい方。
  • 国内外で国際会議やレセプションなどオフィシャルな場面が多く、フォーマルとビジネスで共用できるドレッシーな白シャツが必要な方。
  • 筋トレをしている、ガッチリした体型の方、肩幅が広い方。
  • 胸元をスッキリ見せ、大人の清潔感を醸し出したい方。
  • ホリデーや昼間のダイニングなどのリラックスした場面でボタンを1、2個開けても上品にキマる、マルチに活用する優れたラグジュアリーシャツです。
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GUY
ガイ

こんな方にお勧め
  • 上品で爽やかな好青年のイメージを大切にしている方。
  • シャツはフレンチ(ダブル)カフスにカフリンクス派という正統派の方。
  • 1枚のシャツに着る場面の万能さを求める方。(ビジネス、オフィシャル、パーティーではタキシードに蝶ネクタイを付けて)
  • 上質で控えめな高級感が必要な若手ビジネスパーソン、2代目3代目社長の方。
  • 人に安心感を与える品格が必要な、「先生」と呼ばれる弁護士、税理士、医師、士業の方。
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GIANLUCA
ジャンルカ

こんな方にお勧め
  • 永遠の青年、清潔感溢れるイメージを大切にしたい方。
  • ノーネクタイで上品にジャケパンスタイルを着こなしたい方。
  • デニムからスーツまで、イタリアっぽい粋なお洒落をしたい方。
  • 首が太い方、顔が大きい方。顔周りをシャープに軽快に見せます。
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CERIMONIA
チェリモニア

こんな方にお勧め
  • 非日常のパーティー、フォーマル用シャツも上質とディテールにこだわりたい方。
  • クオリティの高いワイン会やお食事会の社交が多い方。
  • 蝶ネクタイの愛好家の方、柄やデザイに拘る方。ピンタックのデコレーションはどんな派手な蝶ネクタイも存在感を引き立てます。
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LUCIANO
ルチアーノ

こんな方にお勧め
  • 男性らしいクラシックなネクタイがお好みの方。太いネクタイも映えるタイスペースが広いボタンダウンです。
  • 休日の昼間、高級レストランやホテルでの会食にノーネクタイでリラックスして楽しみたい方。
  • 存在感のあるドレッシーな光沢が上品に映えるであろう30歳過ぎの大人に。20代で若々しい方だと、チャラく見えてしまうかもしれません。
  • 顔色・表情を明るく見せたい方、メディアの取材を定期的にうける方。(シャイニーな白シャツのレフ板効果)
  • スポーティー×ドレッシーの「究極のギャップ萌え」を思う存分「密かに」楽しみたい方。
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RICCARDO
リッカルド

こんな方にお勧め
  • クールで男性らしい、社会的に立場のある存在感を見た目で表現する必要がある方。
  • 対外的に「理知的で数字に強い」、「情に流されず冷徹な」イメージが仕事で必要な方。
  • 理性的で信頼できる、自信溢れる(リーダー)のセルフイメージを構築する必要がある方。
  • さりげない特別感とお洒落さは必要だが、コーディネイトに悩みたくない方。光沢もあり特別なプラチナシルバーシャツですが白シャツのように何でも合わせられます!
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